感情レヴュー

中沢忠之、『文学+』を刊行する「凡庸の会」同人

寄稿の告知

来る5月23日の第10回文学フリマに出品する『PLAYBOX vol.2』という同人誌にエッセイを寄稿しました(「PLAY-BOX PROJECT」、ブースはT-17、http://d.hatena.ne.jp/inhero/20100516)。タイトルは「逆セカイ系から見た私 ゼロ年代のジャンル史論」といいます。
内容は、まず『セカイ系とは何か』の前島賢・『ゼロ年代の想像力』の宇野常寛両氏のセカイ系評価を批判的に継承。それから純文学とライトノベルジャンル小説の三点確保から、SFとミステリのジャンル史論を展開するというものです。
ゼロ年代ジャンル小説論ということですが、純文学やライトノベルなど隣接するジャンルとの関連から分析しています。ボリュームは1万6千字超。
扱う作家・批評家は舞城王太郎佐藤友哉西尾維新平野啓一郎東浩紀等々超テンコ盛りですが、大枠は円城塔伊藤計劃御影瑛路ラブな感じに仕上がりました。どうぞよろしく。