感情レヴュー

中沢忠之、『文学+』を刊行する「凡庸の会」同人

mixi文学賞

mixiにて、だれでも参加できる文学賞が、一コミュニティとして立てられている。「応募資格」は、「老若男女、プロアマ問わず誰でも投稿可」*1
この文学賞のユニークなところはいくつかあるけれど、応募者だけじゃなく、選考員も「だれでも参加できる」という点。僕も飛び入りで選考員の登録をしたのですが、まだ開始したてでぜんぜん知られていないので、ここで紹介することにしました。ぜひ、mixiに加入されている、ご覧の方もいかがでしょうか? 
「応募規定」が、「原稿用紙換算で10P〜20Pの短編、ジャンル不問」(選考対象は先着で締め切り)ということなので、応募者にしろ、選考員にしろ、私生活に負荷をかけない程度のものだと思う。mixiならではの手軽さをベースにしつつ、文学賞としてのシステムデザインもとてもシンプルに仕上がっている。
ただしここはあくまでも相互承認の場であって*2、これに参加したり受賞したりすることに、既存の文学賞のような特典なりメリットなりがあるわけではないけれど、参加者個々人がここから何か派生するものがあればいいなあと思わせてくれるようなものがある。まあ何もなかったらそれはそれでまたよしというか。
mixiに行ったら、コミュニティ「mixi文学賞」で探してみてください。

*1:ただし、数が多すぎると選考が困難になるため、規定の人数に達した次点で応募を締め切る。 第一回は先着四名。

*2:これは管理人さんの見解ではなく、僕の勝手な推測だけれど、おそらく管理人さんも同意してくれると思う。