感情レヴュー

中沢忠之、『文学+』を刊行する「凡庸の会」同人

2007-02-16から1日間の記事一覧

「格差社会」は存在しない?

最近の文学賞に見られる選評のだらしなさに対して今度という今度は何か言おうと思い、芥川賞の選評を読むべく「文藝春秋」(07年3月号)を手に取ったら、綿矢りさが二人の成人男性(石原慎太郎と村上龍)に確保された異星人のごとく扱われている鼎談(じつは…