感情レヴュー

中沢忠之、『文学+』を刊行する「凡庸の会」同人

2020-09-13から1日間の記事一覧

第33回三島由紀夫賞雑感

誤解を恐れずに言えば、文学が哲学などの営為と決定的に異なるのは、読者がいることである。いくら手法を研ぎ澄ませ、思弁的になっても、読者が付いてこなければ意味がない。読者層をどのレベルに想定するのかはその次の話だ。 平成文学は、女性・非男性作家…